北陸3県の代表が集い北陸ナンバーワンを競う北陸ジュニア竜王戦の第2回が石川県金沢市の真宗大谷派金沢別院(東別院)にて、行われました。 各県のA級(竜王戦)代表4名ずつ(計12名)、B級(昇竜戦)代表4名ずつ(計12名)による本戦と、残念ながら予選を通過できなかった子たちによる二部戦が行われました。 開会式は大変立派なお寺の本堂で行われました。 今回は前回よりさらにパワーアップして、谷川十七世名人を筆頭に、島朗九段、服部慎一郎六段、野原未蘭女流初段、田中沙紀女流1級の5名の豪華ゲストが開会式から参加いただきました。 金沢の将棋教室「寺将会」の席主松浦さんの読経に始まり、プロ棋士のみなさんの挨拶に、会場はピリッと引き締まりました。 谷川十七世名人による開会挨拶 今回は、最初に全員での集合写真。プロ棋士を目指す子から初心者まで、さまざまなレベルのたくさんの子供達が参加しました。 まさに、北陸の将棋の祭典というべき大会です。 開会式のあとは、竜王戦、昇竜戦、竜王2部戦、昇竜2部戦の4つに別れて対局開始です。 会場はとても広いので、4つの会場を見て回るだけでもかなりの運動です。 まずは、昇竜2部戦。昇竜の代表になれなかった子や初心者の大会で、最も多くの参加がありました。 1勝勝ち抜け、2敗敗退方式の予選を行い、予選を勝った子たちで決勝トーナメントです。 非常に和気藹々とした会場で、みんな将棋大会と友達との交流を楽しんでいる様子でした。 続いて、竜王2部戦。各県の代表は4人だけなので、組み合わせの運で勝ち残れなかったものの、実力は竜王戦本戦でも充分戦えるメンバーもいます。2部戦を優勝するにも三段くらいの実力が必要かも。 続いて、各県の予選を勝ち抜き代表となったもの同士の戦い(本戦)です。 県対抗の色合いもあって、非常にワクワクします。 本戦では、ベスト4までは同じ県同士の対局とならないように組み合わせが行われました。 昇竜戦トーナメント1回戦 福井 3位 vs 石川 2位 福井 2位 vs 富山 3位 首藤くんが、見事に決勝戦進出。相手は富山2位の小学2年生。残念ながら敗れてしまい、昨年に続いて福井勢は、2位が最高でした。 そして、本大会の最高峰。昨年優勝の萩原ジュニア竜王への挑戦権をかけて戦う竜王戦。福井もかなりの強力メンバーです。 竜王戦トーナメント1回戦 福井 3位 vs...