倉敷王将戦・中学選抜将棋大会 福井県大会 レポート
5月27日福井市西別院小ホールにて行われました。
「倉敷王将戦将棋大会」は、「くもん杯小学生名人戦」と並び立つ全国規模の将棋大会で、全国大会は8月5日(土)岡山県倉敷市で行われます。
本日は、低学年の部、高学年の部に分かれて、福井県代表を決める予選大会が行われました。初心者を対象とした交流の部も同時開催。
また、「全国中学選抜将棋大会」も全国大会が8月3日~4日に山形県天童市で行われる非常に規模の大きな大会で、福井県代表を賭けて争われました。
倉敷王将戦
低学年の部 7人
高学年の部 10人
全国中学選抜 14人
交流の部 6人
計 37人
の参加がありました。
⭐️倉敷王将戦 低学年の部⭐️
低学年の部は、7名の総当たり戦で実施しました。さすがに代表戦に挑戦するだけあって、低学年でもしっかりとした将棋が指せている子が多かったです。
混戦を、全勝で制した五味大智くんが倉敷王将戦の全国大会への切符を手にしました。
優 勝 五味 大智くん(小3) 6勝(低学年代表)
準優勝 池田 要くん (小3) 4勝2敗
⭐️倉敷王将戦 高学年の部⭐️
高学年は5人ずつの2リーグに分かれてそれぞれ総当たり戦を実施し、上位2名ずつによるトーナメント戦で順位を決めました。
周囲の下馬評を、いい意味でうらぎったのは池田円花ちゃんの快進撃!!予選を2位通過(3勝1敗:直接対決で敗れているため2位)は、見事の一言です。
高学年は群雄割拠の様相を呈してきました。
《準優勝の様子》
《準優勝の様子》
代表は、貫録を示した須長くんが初制覇。全国大会でも上位入賞の可能性は十分です。
優 勝 須長 篤司くん(小6)(高学年代表)
準優勝 橋本 武知くん(小6)
3 位 池田 円花さん(小5)
3 位 江上 純平くん(小6)
⭐️全国中学選抜⭐️
中学生は、3年生のリーグと1年生2年生混合リーグの総当たり戦で行われ、それぞれの上位2名によるトーナメント戦で代表を決めました。
決勝戦は、福井で何度この対戦を見たことか、プロ棋士を目指す竹下くんと、永遠のライバル土肥くんの仲良し対決。普段は仲良くても、将棋盤をはさむと火花が散りまくっています。
将棋は土肥くんが序盤中盤をうまく進めて、勝ち目前まで行きましたが、竹下君の粘りを受け逆転。
竹下くんの2連覇となりました。
《決勝戦》
優 勝 竹下 レオくん(中3)(代表)
準優勝 土肥 優真くん(中3)
3 位 北川 万葉くん(中1)
3 位 本好 祐生くん(中2)
⭐️交流戦⭐️
大会に合わせて、初心者対象の交流戦が行われました。6人で同じ人と2回ずつ対戦しました。
駒の動かし方を間違えてしまう子、王手を気づかない子など、いろいろなハプニングがありましたが、楽しそうに対局していました。
粟野こども将棋教室から参戦の村中成乃助くんが、見事に優勝!立派な盾と賞状をゲット。成乃助くんに唯一の黒星を付けた、お姉ちゃんの羽純ちゃんが3位に入賞しました。
優 勝 村中 成乃助くん(小2) 9勝1敗
準優勝 竹田 樹生くん (小2) 7勝3敗
3 位 村中 羽純さん (小4) 6勝4敗
午後からは、プロ棋士の井田四段がお越しいただき、指導対局をやっていただきました。井田四段は、とても丁寧に感想戦(対局が終わったあとの振り返り)をやっていただき、とても勉強になったと思います。
コメント