福井、石川、富山の北陸3県の小中学生の代表が集い、竜王位、昇竜位の座を競う第4回北陸ジュニア竜王戦の本戦が、9月13日(土)石川県金沢市の真宗大谷派金沢別院(東別院)にて行われました。 参加者数 竜王戦 12名(福井4) 昇竜戦 12名(同 4) 竜王2部戦 12名(同 3) 昇竜2部戦 27名(同 3) 合 計 63名(同14) 開会式は今年もお寺の本堂で行われ、プロ棋士の島朗初代竜王、服部慎一郎七段、野原未蘭女流二段、田中沙紀女流1級の4名の豪華ゲストも開会式から参加されました。 金沢の将棋教室「寺将会」の席主松浦さんの読経にて開会式は始まり、プロ棋士のみなさんにも一言ずつメッセージをいただきました。 その後、竜王戦、昇竜戦、竜王2部戦、昇竜2部戦に分かれて対局を行いました。 竜王2部戦、昇竜2部戦 代表になれなかった子による大会で、1勝勝ち抜け、2敗敗退方式の予選を行い、予選を勝った子たちで決勝トーナメントを行いました。 竜王2部戦 優 勝 永井 敦大くん( 富山 ・中1) 準優勝 堀川 真 くん( 石川 ・小4) 3 位 首藤 慶太くん( 福井 ・小2) 谷口 真也くん( 富山 ・小4) 昇竜2部戦 優 勝 森岡 謙仁くん( 富山 ・小6) 準優勝 岩城 楓 くん( 富山 ・小6) 3 位 大橋 義稜くん( 福井 ・小5) 藪野 愉生くん( 富山 ・小5) 竜王戦・昇竜戦 各県の予選を勝ち抜き、代表となったもの同士の戦いです。 本選は、負ければ終わりのトーナメント戦。 ベスト4までは同じ県同士の対局とならないように組み合わせが行われました。 そして、福井県からは、竜王戦で須長くんが、昇竜戦で阪下くんが決勝戦進出。 阪下くんは、惜しくも決勝戦で敗退でしたが、準優勝でした。 竜王戦決勝は、多くの人の見守る中、プロのタイトル戦で使用されたことのある盤と駒を用いて、プロ棋士の大盤解説付きで行われました。 福井県の須長くんと富山県の永井君の決勝戦は、須長くん得意の三間飛車に永井君が急戦調に構えるも仕掛けな...